身体が垂直になっているとか傾いているとかが分かるのは、人間に平衡感覚をつかさどる器官があり、これが正常にはたらいているからです。

この平衡感覚が傷害された状態がメニエール病で、回転性のグルグル回るめまいに悩まされたり、低音性の難聴や耳鳴り、吐き気が出てきたりします。

メニエール病の患者さんに症状についてたずねると、車酔いのような感じとか、グルグル目が回るなどと答えることが多いです。

メニエール病は、中高年の女性に多く見られるのが特徴で、症状の出方や頻度はとても個人差が大きいです。

一回数分間で年に一度くらいの人もいれば、週に一度で数時間持続する人もいるような感じですね。

メニエール病によって傷害される器官は、耳の鼓膜よりももっと奥にある「内耳」です。

内耳には、内と外にリンパ液があり、絶妙なバランスを保って存在しています。

内リンパ液が多くなるとメニエール病になるのですが、では、なぜ内リンパ液が増加してしまうのでしょうか？

その答えは、疲れやストレス、睡眠不足が主なものだといわれています。

そして、意外なことに、骨盤のゆがみも大きく関係してくるのです。

骨盤がゆがんで身体のバランスが崩れると、全身にコリが出て、コリによって血行が悪くなったり自律神経が乱れたりします。

自律神経の乱れが、結果的に内リンパ液の増加をもたらし、メニエール病の原因になるのですね。

メニエール病は、今すぐ命にかかわる問題ではありませんが、いったん症状が起きると、日常生活に支障が出ます。

少し経つとよくなるので放置しがちですが、だんだんと難聴やめまいが残りやすくなり、これがストレスになってより症状が悪化するという悪循環におちいる可能性が大いにあります。

我慢するのではなくて、早期治療をするのが望ましいのです。

メニエール病で悩んでいる患者さんも、当院には多く来院されます。

メニエール病は内リンパ液の増加が原因といわれていても、おおもとは骨格バランスや骨盤のゆがみが引き金になっています。

ゼロスポ鍼灸・整骨院グループでは、骨格や骨盤のゆがみを、当院オリジナルの「ゼロ整体」によって調整していきます。

骨格のゆがみを解消するだけでなく、筋肉の柔軟性を高め、血液循環をよくします。

そして、身体にかかる余分な負荷をゼロにすることで、正しい姿勢を取り戻し、インナーマッスルを強化していくのです。

メニエール病でいろいろ試したがよくならないとお嘆きの方は、一度当院のゼロ整体をお試しになってみませんか？