更年期障害の原因は、ホルモンバランスの乱れが原因だと言われています。その中でも、女性らしさを司る”エストロゲン”の影響が大きいのです。エストロゲンは、３０代中盤になると、急減してきます。身体は、それに対応できず、様々な症状を現し始めます。

また、最近は若い女性でも更年期障害が発症することが多くなっています。過度なダイエット、仕事のストレスが原因となり”若年性更年期障害”を誘発してしまうと考えられています。

エストロゲンの分泌量を調整しているのは、脳の”視床下部”と呼ばれる部分です。

視床下部は、エストロゲンの分泌量が減り始めても、これまで通り分泌するように指示を出し続けます。しかし、実際は分泌されないので、脳は混乱状態となってしまうのです。

視床下部は、自律神経のコントロールも兼ねているので、混乱してくると自律神経の働きにまで影響が及び、体温、発汗、睡眠などに異常が現れはじめます。さらに、精神状態にまで影響し、ホットフラッシュ、抑うつ状態といった症状も引き起こしてしまうのです。

婦人科に行くと、女性ホルモンを補填する薬を処方される場合が多いですね。症状の状態によっては、経過観察とする場合もあります。

薬による治療は、効果的に症状を回復させる場合もありますが、女性ホルモンが過剰になると”乳がん”のリスクを増加させてしまう恐れがあります。自然の摂理を無視してホルモンを増やすわけですから、副作用の可能性は否定できません。

したがって、薬による治療は根本的治療にはならず、むしろ別の問題を誘発するのでリスキーだと言えます。

当院は、大きく分けて２つの施術を行います。

１．鍼灸治療

鍼を用いた施術によって血行を改善に導き、自律神経の乱れを整えていきます。

人間の身体が本来持つ、不調に対する自己治癒能力を引き出すのです。

また、お灸で身体を温め、冷えを解消します。特に、下肢の血流は重要です。

ちなみに鍼灸治療は、WHOが「生理不順」「生理痛」「冷え性」といった、女性特有の諸症状に対して有効であると、正式に発表しています。

２．ゼロ整体

骨格や骨盤の歪みを矯正して、自律神経の働きを整えていきます。また、腹部・腰のツボを刺激して症状の改善に働きかけます。筋肉・筋膜の硬直を和らげて、血流を正常化することで全身のバランスを整え、症状が再発しない身体へと導いていきます。

治療にあたっては、施術を開始する前の問診と、触診による原因の特定を重視しております。症状は患者様一人一人で全く異なるので、丁寧に分析を行ってからオーダーメイドの瀬術にあたらせていただきます。

更年期障害でお悩みの方は、ぜひ当院にてお気軽にご相談ください！