ぎっくり腰のことを「魔女の一撃」と呼ぶ国もあり、突然不意打ちをかけられたように、ひどい痛みに襲われます。

急に腰がギクッとなることから、ぎっくり腰といわれますが、正式な名前は「急性腰痛症」です。

動くと痛みがひどくなり、病院に行ってレントゲンなどの画像診断をしても、なにも異常が見つからないのが特徴です。

ぎっくり腰は、そのまま放置しても、1週間から2週間程度で治ってしまいます。

現在の医学では、ぎっくり腰の原因ははっきり解明されていません。

荷物などを持ち上げた拍子に、筋肉や関節を捻挫し、炎症を起こすことでぎっくり腰になることが多いです。

しかし、くしゃみをしただけや、立ち上がろうとしただけなど、少し腰に力がかかったときに発症することもあるのです。

痛みがひどくても、10日前後経つと自然治癒するので、「たかがぎっくり腰」と甘く見てしまう方は多いです。

しかし、治りやすくても、いったんぎっくり腰になると、クセになりやすいので厄介です。

また、ぎっくり腰と思って放置していても、なかなか治らず、ひと月以上も痛みに悩まされたり、足がしびれたり痛くなったりすることがあります。

このようなときは、神経障害や圧迫骨折や腰椎の椎間板ヘルニアであることも考えられますから、放置しておくと症状がどんどん悪化します。

別の疾患の可能性もありますので、ぎっくり腰と自己判断するのは危険です。

やはり、整形外科などを受診して、レントゲン・MRIなどの画像診断で異常がないかどうか検査することは重要です。

世田谷区のゼロスポ鍼灸・整骨院グループには、腰痛で来院する方がたくさんいらっしゃいます。

そして、ほとんどの方に、背骨・腰椎・骨盤などの骨格のゆがみがあります。

当院では、骨格のゆがみを矯正することが、ぎっくり腰の治療になると考えています。

じっさいに、当院で骨のゆがみを改善することで、ぎっくり腰の根本的な治療になり、再発もしにくくなるのです。

骨格がゆがんでしまうのは、姿勢が悪いのが主な原因です。

先天的に骨がゆがんでいることもありますが、このようなケースは稀で、たいていは日常的に悪い姿勢で過ごし、知らず知らずのうちに骨がずれていくのです。

背骨・腰椎・骨盤などの骨のゆがみがあると、腰に余計な負担がかかります。

そして、腰の筋肉が硬くなるので、筋肉を伸ばそうとした瞬間に引き裂かれてひどい痛みを引き起こすのです。

当院で治療をする際には、まず、どのような状況でぎっくり腰になったのかを、カウンセリングで詳細にお伺いします。

ぎっくり腰になって間もない場合は、冷やして筋肉の炎症を抑え、患部の筋肉の緊張をほぐしていきます。

反対に、時間が経ってから来院された場合には、固まってしまった筋肉をほぐすために、マッサージなどをして血行を促進させます。

その後、少し腰が動かせるようになったら、骨盤などの骨格の矯正をするのです。

私たちは、骨格を患者さんひとりひとりに合った、本来の正しい位置に矯正していくことで、ぎっくり腰にならない身体づくりのお手伝いをしていきます。

シップや痛み止めなどの一時的な処置では、なんども繰り返してしまいますので、ぜひ当院で根本的な解決をしてください。

スタッフ一同、ご来院お待ちしております。