今回は、四十肩・五十肩について紹介していきたいと思います！

四十肩・五十肩とは・・・

　肩関節にある「腱板」という組織が炎症を起こし「関節包」の中まで炎症が広がること生じてしまいます。

　これは、老化に伴って筋肉や腱の柔軟性が失われてしまいスムーズに動かなくなると言われていますが、実際のところははっきり分かっていません。

四十肩・五十肩は、肩甲骨と上腕骨を繋ぐ肩関節に痛みが出ます。そのため次のような動作で特に痛みが出てきます。

・髪を後ろで束ねるとき

・電車でつり革をつかむとき

・洋服を着替えるとき洗濯物を干すとき

・エプロンの紐を結ぶとき

・シャンプーをするとき

・歯を磨くとき

などがあげられます。

四十肩・五十肩には3つステージがあります。

1・急性期

　1）鈍痛

　→肩周囲が重い感じで、肩関節がピリッと痛む

　2）感覚異常

　→肩周囲の感覚が鋭くなってきたり、腕に違和感を感じる。首や肩にコリを感じる。

　3）疼痛

　→ズキズキするような痛みや肩を動かすと痛みを感じる。また、朝や夜に痛みが強くなってくる。

　4）夜間時痛・安静時痛

　→何していても痛い。夜も痛みで寝れないことが出てくる。

2・慢性期

・急性期に比べたら、夜間時痛・安静時痛も落ち着いてくる。だが、動かしたりすると痛みや張り感がある

・急性期に動かさないことで、関節が硬くなり動かせる範囲が狭くなり動かしにくくなる。

3・回復期

・痛みがほぼ無くなり、動きも少しずつ良くなる。

四十肩・五十肩の治療方法

～運動療法～

四十肩・五十肩のメインの治療方法になります。

主に、ストレッチをして動かさなかった関節を少しずつ動かしていきます。また、手技で硬くなった筋肉を緩めることで筋肉の緊張をほぐして、

痛みの緩和・可動域を広げることを行っていきます。痛みがない側も予防していくために治療を行っていきます。

～温熱療法～

患部の血行をよくすることで、治癒促進を促し疼痛緩和が期待できます。当院では、ホットパックを使いながら治療していきます。

また、ご自宅ではお風呂に浸かって血行を良くして治癒を促進させれるよう指導いたします。

四十肩・五十肩はしっかり治療していけば、可動域制限も残ることも日常生活にも支障が出ないようにできます。

お困りの際は、ぜひ当院にご相談ください！

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ゼロスポ鍼灸・整骨院　喜多見

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